海外拠点とのオンライン会議や英語インタビューの文字起こしを、AIツールに任せたいと考える人は増えています。Nottaは日本語対応の文字起こしAIとして知られていますが、実は英語をはじめとした多言語対応にも力を入れているサービスです。今回は「英語会議で本当に使えるのか」という観点から、Nottaの多言語対応の実力を掘り下げてみます。
Nottaとはどんなツールか
Nottaは音声・動画をリアルタイムでテキスト化できるAI議事録作成ツールです。Zoom・Google Meet・Teamsなどのオンライン会議に参加させるだけで自動的に文字起こしを進めてくれるほか、録音ファイルのアップロードによる文字起こしにも対応しています。
もともと日本語話者向けのサービスというイメージが強いかもしれませんが、対応言語は英語・中国語・韓国語をはじめ多岐にわたっており、グローバルなビジネスシーンでの利用を想定した設計になっています。話者ごとの発言を自動で分離する話者識別機能や、文字起こし結果に対するAI要約機能も搭載されており、単なるテキスト化ツールにとどまらない使い方ができる点も特徴です。
英語の文字起こし精度はどうか
英語音声に対するNottaの文字起こし精度は、全体として実用レベルにあるという評価が多く見られます。特にネイティブスピーカーがはっきりとした発音で話す会議やプレゼンテーションでは、句読点の位置や単語の区切りも含めてかなり自然な形でテキスト化されます。
一方で、次のような条件では精度が下がる傾向が見られます。
- 複数人が同時に話す、いわゆる「かぶり」が多い会議
- 強いアクセントを持つ話者(インド英語、シンガポール英語など)
- 専門用語や社内独自の略語が頻出する内容
- マイクの音質が悪い、または背景ノイズが大きい環境
これらの条件が重なると、固有名詞や専門用語の誤変換が目立つようになります。とはいえ、これはNottaに限らずAI文字起こし全般に共通する課題であり、Nottaが特別に精度で劣っているというわけではありません。英語ネイティブ同士のクリアな会話であれば、比較的高い精度で文字起こしされる傾向にあります。
多言語対応の実用性
Nottaの多言語対応で評価できるのは、単に文字起こしができる言語数が多いだけでなく、翻訳機能と組み合わせて使える点です。英語で行われた会議を文字起こしした後、日本語に翻訳して確認するという使い方ができるため、英語に不慣れなメンバーが後から内容を把握する際にも役立ちます。
また、会議中に複数言語が混在するケース、例えば日本語と英語が入り混じるバイリンガル会議のような状況でも、ある程度言語を切り替えながら認識してくれる点は実務上ありがたいポイントです。完璧に切り替わるわけではありませんが、会議全体の流れを追ううえでは十分な精度を保っています。
英語学習の観点からNottaを使うユーザーも一定数いるようです。英語のニュースやポッドキャストを文字起こしし、リスニングの答え合わせとして活用する使い方は、精度の高さを前提にすれば現実的な選択肢の一つです。
実際の使用感
英語の会議でも、リアルタイム性の高さはNottaの特徴の一つです。発言内容が随時テキスト化されていくため、会議中にメモを取る手間を減らせるという使い方ができます。話者識別機能も搭載されており、発言者ごとに自動で区別して整理される仕組みが用意されています。
要約機能についても触れておきたいところです。長時間の英語会議をそのまま読み返すのは負担が大きいですが、AIによる要約を使えば要点だけを素早く把握できます。ただし要約はあくまで補助的なものであり、重要な意思決定に関わる部分は原文のテキストを確認する運用が安心です。
英語の文字起こし結果を業務資料としてそのまま使う場合は、人による最終チェックを挟むことをおすすめします。特に固有名詞や数字が関わる部分は、誤りがないか目視で確認しておくと安心です。
料金プランについて
Nottaには無料プランと有料プランが用意されており、無料プランでは文字起こし時間や利用機能に制限があります。英語の長時間会議を継続的に文字起こしする場合は、有料プランへの加入が現実的な選択肢になってきます。具体的な料金や無料プランの制限内容は変更される可能性があるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください(執筆時点の情報。契約前に公式サイトで確認してください)。
多言語対応を含めた機能の詳細は議事録作成の手間を大幅に軽減【Notta】
から確認できます。
Nottaは英語会議に向いているか
Nottaの英語文字起こし精度は、クリアな発音の会話であれば実用に耐えるレベルにあります。一方で、アクセントの強い話者や専門用語が多い会議では、誤変換を前提とした運用が求められる場面もあるでしょう。それでも、リアルタイム性の高さや翻訳・要約機能との組み合わせを考えると、英語会議の議事録作成や英語学習の補助ツールとして、Nottaは検討に値するサービスの一つです。まずは無料プランで自分の利用シーンに合うかどうか試してみるのが良い方法です。
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